伏見顕正の政経塾

政治、経済、政界情勢、皇室、中韓、在日問題など、冷静に語ります。

◆ 人気ランキングに参加しています

新台湾論④日本統治時代は9割の「光」と1割の「闇」

日本統治時代は9割の「光」と1割の「闇」

f:id:fushimiakimasa:20170616174736j:plain

世界一の親日国の台湾ですが、無条件に日本統治時代を称賛しているわけではありません。
現地では「あの人は日本人」と言われている親日哲人政治家の李登輝氏も「差別は無かったとは言えない」と断言しています。
彼は具体例を挙げていますが、「台湾語禁止」で授業中に台湾語でしゃべるとグランドに正座させられて体罰を受けたそうです。

 

スポンサーリンク

 

 


≪1946年(昭和22年)引き上げる日本人を暖かく見守る台湾人達≫
引き揚げる日本人家族に「送別会」を開く台湾人隣人、「日本に帰るな、台湾に残れ」と泣き叫ぶ日本人親方と台湾人弟子たちの別れ
外交評論家の加瀬英明氏は「日本と台湾」祥伝社の中で、思わずもらい泣きのエピソードを多数挙げています。
「植民地統治の恨み」とばかり、日本人に暴行したり、女性をレイプしたりするケースは記録に残っていません。
朝鮮半島は真逆でした。8月15日終戦玉音放送を聞いた朝鮮人達は態度を豹変させました。
根拠もないのに「戦勝国民気取り」を始め、日本人家庭に出入りしていた朝鮮人小使いは家具などの物色を始めます。


≪進駐してきた中国国民党軍を見て驚く台湾人達≫

f:id:fushimiakimasa:20170616175249g:plain
終戦と同時に、蒋介石率いる中国国民党軍の先遣隊が基隆港(きーるんこう)に上陸してきます。
祖国の軍隊が来たと期待した台湾人達は大きく裏切られます。
帽子を被らないもの、靴を履かないか、片方だけ履いているもの、天秤棒を担いでいるもの、不潔で乞食の集団のようでした。
清潔で威風堂々とした日本軍を見慣れていた台湾人達は度肝を抜かれます。
ある中国兵は、蛇口をひねると水の出る水道に驚いて、工務店で蛇口を買ってきて、壁に取り付けましたが水が出ないと怒り出します。
同様に紐を引くと電気がつく電燈に驚いた中国兵も同じ真似をして混乱します。
★中国の諺に「良い鉄は釘にならない。良い人は兵隊にならない」とあります。
戦争中から、蒋介石は無能で、国民党軍は上から下まで腐敗していると、米英軍の将軍たちから軽蔑されていました。


≪日本人が去って「法治国家」でなくなった台湾人の悲劇≫
国民党軍の兵隊たちは、規律が無く、略奪や暴行を各地で頻発させます。
1947年2月27日「闇煙草」を売っていた台湾人のお婆さんが、中国兵に殴られます。そして、それに抗議した男性が射殺されました。
それを目撃した市民たちが、我慢の限度を超えて激怒して、ラジオ局を占拠して台湾全土に決起を促します。
この時、流したBGMが帝国海軍の「軍艦マーチ」でした。
台湾全国民の激怒に驚いた、陳儀(ちんぎ)将軍は、市民たちと話し合いをするポーズを見せながら、時間を稼ぎ、南京の蒋介石に援軍を要請します。
数日して、南部の高雄港や基隆に上陸した国民党軍は、無防備な市民に対して問答無用の殺戮を始めます。
★これが、台湾史上に名高い「228事件」です。


戒厳令と「白色テロ」の恐怖の時代≫
1949年10月、国共内戦毛沢東に惨敗した蒋介石が軍民を連れて、台湾に逃げ込んできます。
この時から、38年間と言う「人類史上最長の戒厳令」が敷かれます。
戒厳令】とは
戦時において兵力をもって一地域あるいは全国を警備する場合に、国民の権利を保障した憲法・法律の一部の効力を停止し、
行政権・司法権の一部ないし全部を軍部の権力下に移行することをいう。


白色テロ】とは
為政者や権力者、反革命側(君主国家の為政者あるいは保守派)によって政治的敵対勢力に対して行われる暴力的な直接行動のことである。
国家組織及び権力を是認して行われる不当逮捕言論統制などがある。フランス語(Terreur blanche)に由来するため白色テロルとも言う。


蒋介石と言う中国人が行った台湾人のジェノサイド・・・のちの中共チベット、ウィグル、内モンゴルに対する少数民族虐殺の洗礼≫

f:id:fushimiakimasa:20170616175546j:plain

中国人が「少数民族」を弾圧するときの共通するやり方は、先ず「指導者」になりうる知識人、インテリ層を抹殺することです。
蒋介石は、「台湾人弾圧」の邪魔になる、日本統治時代の高学歴者、知識人、インテリ層、高度技術者達を片っ端から「ブラックリスト」に乗せ逮捕し、処刑していきました。中には「見せしめ的」な処刑もあったそうです。
「指導者層」を殺すことは、その民族の「眼」を潰し、「奴隷」にすることです。
蒋介石のやり口を見ていると、「中国人」に共通した少数民族の弾圧方法に気づきます。
彼のやったことは、中国共産党のやり口と一緒です。胡錦濤の「チベット弾圧」習近平の「ウィグル弾圧」、古い例で言えば鄧小平の「天安門事件」における「民主化学生」の虐殺です。
旧日本帝国陸軍には、ビビりまくる癖に、弱い民族、少数民族は情け容赦なく苛め、殺戮をほしいままにする。
★この「2.28事件」で一体何人が、犠牲者になったか、未だに「全体像」は見えないそうです。