伏見顕正の政経塾

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余命三年時事日記との抗争(79)2016年04月11日【ダヤン氏緊急寄稿】中国の国営会社「ギリシャ・ピレウス港、第二埠頭買収

9※2016年03月より半年にわたって繰り広げられた、伏見顕正と余命三年時事日記との抗争の実録です。

2016年04月11日

【ダヤン氏緊急寄稿】

中国の国営会社「ギリシャピレウス港、第二埠頭買収

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伏見様及び、読者の皆様、


時差ボケも回復しない月曜日の今日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。

日本では、産経が報じています。イギリスでは、ガーディアンが。中国の国営会社「コスコ(海運会社)」がギリシャピレウス港・第二埠頭買収へ。ギリシャの埠頭会社の持

ち株約67%を360億円(日本円換算)で取得へ。

 

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非常に嫌な予感が脳裏に遮りました。海運業界に従事している方なら百も承知です

が、このピレウス港はアフリカとアラブ各国からの貨物の重要な「中継地」なので

す。

差し詰め、コンテナだったら、そのフィダー船舶(容積・容量が小さい)から母船(20フィートコンテナが三千本や七千本以上積載可能)に積み替えたり、小さいバラ積船からスーパー・バルカー(超でかいバラ積船)に移籍・移行する重要な場所。それが、儚い「一路一帯」の白昼夢を見る中国人に乗っ取られてしまった。

これを日本の港で表現すると、横浜港の本牧埠頭と大黒埠頭並びにバラ積埠頭が、厚顔無恥な中国人の支配下になってしまった。

 

【懸念される案件】

①中国と敵対する国(日本も含まれる)の貨物の荷役拒否(貨物の積み替えがで
きない)。

②荷主(シッパー)や荷受人(コンサイニー)の同意許可なく、貨物の査察が可
能(調べることができる)。

日本製品がアフリカとアラブ諸国へ輸出しづらくなる。


対抗要件

①日本の邦船各社合同(日本郵船商船三井川崎汽船等)が、先ず残りの株式

33%を全力で死守。

②更に、メーカーと商社を交えて、株式を巡る「委任争奪戦(Proxy Fight)」を

実施する。

国際司法裁判所(オランダ・ハーグ)への申し立て。この買収が合法であるか

否か

 

なお、このギリシャピレウス港を舞台にして、大成功した海運王がいました。

その名は、アリストテレス・オナシス。彼は後にJFKの先妻ジュクリーヌ夫人と結婚。愛人は、あの有名なオペラ歌手のマリア・カラス

そして、彼が成功した*切欠は、ギリシャ・トルコ産タバコの葉(原料)をヨーロッパ・アメリカにバルク船を用いて、輸出。そして、帰りの「カラ」のバルク船にその完成品タバコを輸入。おまけに、販売先の欧米タバコメーカーの株式を底値で買い占めた。


現在ある「オナシス・ファンド(独立系ファンド)」は、その株式を高値で売捌いた

「資金」が基になっていると言われています。

*この輸出入を同じ船舶で運ぶこと(combined shipments used in a same ship)の原型概念を作り上げたのは、このアリストテレス・アナシス。最大かつ一番儲かる海上輸送方法。

では。片目のダヤン。

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