伏見顕正の政経塾

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【小説】小泉構造汚職⑫ 放置された拉致問題

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小泉構造汚職】の追及をさせない為に、北朝鮮は今日もミサイル・ブラフ(恫喝)をし続ける】

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伏見「それにしても、朝野を挙げて“総すかん”を喰らった対韓国外交に比べ、対北外交は、小泉にとっては美味しいところばかりだな(笑)」

東郷「美味しいどころか、小泉と金正日はお互いを利権と認識したズブズブの握り合った関係だと思うよ。」

伏「何で?」

東「訪朝した時に、小泉と金正日がお互い随員を交えずに一対一で密談した“空白の時間”があるのは有名だ。30分だとか1時間だとか諸説あるが、この時に、お互いにとって最もメリットの大きい密約を交わした可能性が高い。」

伏「ほう?例えばどんな密約?」

東「俺が一番臭いとにらんでいるのは、拉致被害者の5人は帰国したが、未だ帰国していない、死亡したと北が発表している、横田めぐみさんと、田口八重子さんについては、未だ生存している可能性が高いが、小泉と金正日の間で、死亡したということで口裏合わせを行った恐れがある。」

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伏「凄い推理だね」

東「俺はあの時点で、死亡したとされている二人についても、まじめに交渉すれば一緒に帰国させることができたのではないかと思っている。

ただ、何らかの理由で、横田さんと田口さんは、その時点では北は帰国させたくない事情があったのではないか。それを小泉も了承して、北朝鮮側に“死亡発表”することを認めたのではないか。」

伏「なるほど」

東「今は既に空文化しているけれども、日朝平壌宣言拉致被害者5人の帰国は、小泉政権の唯一といっていいセールスポイントだ。

ただ、“死亡したとされた”人達も含めて全員を帰国させてしまえば、拉致問題は完全解決してしまって、もう内閣支持率の浮揚のネタには使えなくなってしまう。

残りの人達については、北が再調査を約束したが、北が帰国させても問題なくなったときに、小泉が支持率が低下し始めて、カンフル剤を打ちたい時に、サプライズとして、又、小泉が電撃訪朝して連れ帰るシナリオだ。」

伏「なるほど、自分の政権維持のために、ネタとして残しておいて、小出しに使おうって魂胆か(笑)小泉ならやりかねないな(怒)」

東「死亡したことにされた横田さん、田口さん等の北側の発表はみな、荒唐無稽で可笑しいんだよ。

亡くなったとされる横田さんの遺骨と称するものを送ってきて、DNA鑑定したら、全くの別人の骨だった。おまけに、火葬の習慣のない北朝鮮でわざわざ火葬にして送ってきている。

早い時期に亡くなったとされる田口さんにしても最近になって韓国人と結婚していたと言う確度の高い情報が出てきている。」

伏「そうだよな~2度目の訪朝の時に決死の覚悟で交渉すれば、全員帰国させることができた可能性は強いな~」

東「だから、2度目の訪朝の後の、拉致被害者家族会の反発と不満が強かったんだ。」

伏「平壌まで行って何してきたんだ!と。救出交渉に真剣味が無いのは見え見えだもんね~。あれじゃあ、小泉は税金を使って、先祖の地に里帰りしてきたと言われてもしょうがないね(笑)」

東「俺は、小泉が政権維持のために、敢えて拉致問題を中途半端な形で放置しているな!と気づいた時があるんだ!!」

伏「ほう?それはいつ?」

東「2007年の夏に、小泉の後継者の安倍晋三参議院選挙で大敗しただろ。

その時に安倍が電話で小泉に選挙結果を報告して、進退伺をしてるんだ。

そうしたら、小泉は、何と安倍に続投を指示して、『君がすぐ、単身平壌に電撃訪朝して、拉致問題を解決したら、内閣支持率は急回復するから大丈夫だ』と言ってるんだよね~この話は番記者の人からも聞いたし、週刊誌にも乗ったからかなり有名な話だよ。」

伏「と言うことは・・・小泉は少なくとも2度目の訪朝時に完全解決できたはずの拉致問題を、金正日と密約して敢えて、政権維持のネタとして残しておいたと言うことの明白な証拠だよね。」

東「そうだ。しかし、安倍は平壌には行かなかった。

そりゃそうだよね~訪朝の時は、随員の安倍も外して、金正日と二人きりで密室で会談しているんだから、安倍が何のことか事情が分かるはずがない。」

伏「小泉は、2007年夏の参議院選挙は、自民党にとって、非常に苦しい選挙になることが予めわかっていた。

その責任を取らされる事を避けるために、敢えて、参院青木幹雄たちの続投要請を固辞して、2006年9月に勇退したんだ。

なるほど、謎が解けてきたぞ~続投要請を断り切れずに、任期を延長して、参院選で大敗した時は、サプライズで小泉本人がまたぞろ電撃訪朝する予定だったんだな(笑)」

東「拉致問題を未解決のままで放置したことについては、もう一つ狙いがある。」

伏「何?」

東「気の毒な家族会の人たちを、事あるごとに、マスコミの目にさらして、『この拉致問題に手をつけたのは、小泉純一郎だ、俺の偉大な功績を忘れるんじゃないぞ』と言うメッセージを発し続けるのが奴の狙いだよ。

そうすれば、退陣後も自分の存在を世間から忘れさせないでいることができるからな」

伏「小泉にとっては、拉致問題が完全解決しちゃうと都合が悪いんだね。」

東「その通りだ。それに、見落としてはいけないのが、日朝密約により、北朝鮮は小泉の有力な支持団体になったんだ(笑)」

伏「何で?」

東「小泉の息のかかった政権が続けば、北は残りの拉致被害者を、実は生きてましたと前言を翻して、小出しに帰国させれば、その都度、見返りとして、膨大かつ法外な経済援助を日本から引き出せる。例の朝銀信組への公的資金の投入と同じだよ。その意味では、日朝密約で、小泉と金正日の利害は全く一致しているんだ。」

伏「なるほど・・・」